10坪前後~15坪の美容室 内装デザイン

当社デザイン実績の中から広さ別にピックアップしました

エスプリデザインでどんな広さのサロンでもご対応できますのでご相談下さい!

9坪の物件-東京 中野 (新規開業:美容室)

Racine

14.4坪の物件-神奈川 元住吉 (新規開業:美容室)

イマージアクト 元住吉

13.2坪の物件-東京 旗の台 (新規開業:美容室)

スプラッシュ

☆ワンポイントアドバイス
この広さの規模ですと、シャンプー台2 セットスペース4が目安となり、16坪以上だとシャンプー台3が可能となってきます。
狭さをカバーするために、移動型のシャンプー台などで作業椅子を確保することもできます。

美容室物件コラム  
~都心と郊外の違いは?美容室の開業場所の選定ポイント~

美容室を開業して成功をおさめるためには、お客様のために質の高いサービスを提供するのは大前提として、お店をオープンする場所も重要な鍵を握っています。
単純に立地条件だけでは図ることができず都心と郊外のメリットとデメリットはどのようなお店を運営したいのかによっても違うため、しっかりとした目標を立てて検討したいところです。

店を大きくしたいなら集客率の圧倒的に高い都心

都心部は郊外と比較して人口動態の絶対数が大きいことから、たくさんのお客様に来てもらえる可能性があります。
1軒の店舗を大繁盛させるだけではなく、将来的には支店を増やしてチェーン展開をしたいと考えている場合にはパイが大きな都心部が圧倒的なアドバンテージを持っています。
近隣の住人が集まってくるのはもちろんのこと通勤や通学、商業施設やアミューズメント施設へのお買い物に行く方など常に人の行き来があります。
駅前や目抜き通りなどの人通りの多い場所に出店すれば宣伝効果も抜群で、もしもその日は他の用事があって利用しなかったとしても通りすがりに店の名前と場所を覚えてもらえば、今度美容室に行きたい時にはこのお店にしようと思わせるのも重要な要素です。
お店のサービスが評判になって是非利用したいと思っても遠方の方が通うのは大変ですが、周辺の商業施設が充実していればついでに行ってみたいという動機になり、交通アクセスが充実していれば距離の問題も解消できます。

お客様との信頼関係を築ける郊外

郊外は人口動態こそ都心には敵いませんが、その分ひとりひとりのお客様と向かい合うことができるのも大きなメリットです。
カットやシャンプーの合間のおしゃべりも同じ地域に住んでいるからこそ共通の話題で盛り上がり、サービスを受けるだけではなくスタッフと会うのを目的に来店する方も少なくありません。
そのような地域では、美容室は単に髪を整えるだけではなく住人がコミュニケーションを図る場としても大きな役割を占めることがあります。
また、郊外に在住している住民が通う美容院は親から子、子から孫へと引き継がれることも多く、一度常連さんを掴めば何世代にもわたり恒久的なリピーターを掴むこともできます。
郊外ではゆとりを持って仕事ができるのでお客様との親睦を深めて、どんな感じで仕上げて欲しいのか多くの会話をしなくても分かるようになり、ニーズを的確に捉えて高い顧客満足度を得ることも可能です。
さらに、その地域で1軒しか存在しない唯一の美容室であれば、周辺エリアの顧客をすべて独占できる可能性もあります。

お店のキャパシティから考える

美容室のお仕事を上手く回転させるためには、所属しているスタッフの人数や店内に設置してあるセット面の数、待合スペースの規模などのキャパシティも大きな課題です。
都心では確かに多くの集客が期待できますが、常に混雑してお客様を長時間お待たせしたり予約を断るようなことがあれば、空いている他店へ移られてしまう場合があります。
キャパシティを超えるお客様に来店してもらえるのはありがたい一方で、常に時間に追われることから仕事がルーチンワークになってしまいがちです。
これらの問題を解消するためにはセット面やスタッフの人数を増やす必要があり、相応のコストや人材育成のための時間もかかります。
郊外では集客は少ないもののセット面とスタッフの人数、待合スペースのキャパシティと1日に来店するお客様とのバランスが保たれていれば、常に余裕を持ってひとりひとりのお客様に丁寧な対応をすることが可能で、ゆったりと店内で過ごしてもらうこともできます。
その一方で都心のような流動性を持った巨大な顧客のパイが存在しないことから、開業のプランを誤れば閑古鳥が鳴く状態にもなり兼ねません。

費用対効果からシビアに考える

美容室を開くには経営ポリシーを元に将来のビジョンを実現できる選択をするのがいちばんですが、そのためには先立つものも必要です。
都心では当然地価も高いことから、賃貸にするにしても土地や物件を所有するにしても莫大な初期コストとランニングコストが発生し、いくら人気店になれたとしても採算ベースに乗りペイするまでには相応の時間がかかります。
立地条件が良ければ美容室だけではなく異業種とも激しい競争となり、条件の良いベストな物件はなかなか出回ることはありません。
一方の郊外では都心と比べ物にならないほど地価が安く、費用の面から物件の広さや立地条件を諦めたり、多少の不備を妥協をして選ばざるを得なかったケースと違い、思ったとおりのお店作りができる可能性が高いのもメリットです。
そのため、まずは郊外で美容室を開業し一定の実績を積み重ねてから、常連客を引き連れて段階的に都心へと移転するケースも少なくありません。
いずれを選択するにしても成功をおさめるためには、収支を冷静に判断して費用対効果からシビアに考えるのも重要です。

美容室は都心でも郊外でも生活に欠かすことのできない存在で、髪を整えて美しく仕上げるだけではなく、地域の貴重な交流の場となるなど多くの役割を担っています。
どこに開業するのか判断するには用意できる予算はもちろんのこと、将来的にどのようなお店を展開したいのかビジネスプランやライフプランも勘案して検討することが大切です。

美容室の開業の手順(物件探し編) >>